千葉県の天然記念物一覧

高宕山のサル生息地

高宕山のサル生息地

所在地 富津市豊岡・君津市平田他
指定年月日 昭31.12.28
概要
富津市・君津市及び安房郡には、野生ニホンザルが生息するが、高宕山を中心とする約11平方キロメートルの標高300メートル前後の波状山地には、県教育委員会と京都大学霊長類研究グループの調査で約7群の生息が確認され、昭和31年(1956年)12月、国指定天然記念物となった。昭和末期の調査では 100頭前後の群が約10群と推定される。
高宕山の環境は、湊川と小糸川の源流をなし、断崖に富み、植生はアカマツ、スギ、ヒノキ、モミ等の針葉樹林と、シイ、カシ類、ヤマザクラ、コナラ、カエデ等の広葉樹林で、クリ、アケビ、モミジイチゴ、サルトリイバラ等、サルの食用になる植物も多い。動物相はメジロ、ヤマドリ、カワセミ等の鳥類や、ニホンリス、タヌキ、アナグマ、イタチ、コウモリ類等の哺乳類も多い。
ニホンザルは、本州(青森県の北端はサル類の世界の北限)、四国、九州、屋久島(ニホンザルの一地方種)に分布し、日本の動物として親しまれてきた。4〜5歳で成熟し、秋から冬に交尾し、妊娠期間は5ヶ月で1頭を出産する。

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